体育館・新栄町駅前開発・RDF発電所について

<ご質問>

 これから大牟田が今抱えている問題でどなたが組長になっていくかすごく重要だなと考える問題が何点かあります。1点目、市庁舎問題は先ほどお答えいただいたので皆さんご納得いただいたと思うんですけど、次が体育館問題ですね。先ほど僕もお話しさせていただいたんですけど、体育館問題と新栄町駅前再開発問題は県の方にもお詳しく、繋がり、しっかりパイプ役になっていただける関さんじゃないと叶わない問題かなとすごく感じております。

 もう一つが、RDF発電所問題ですね。4年後の2023年令和5年の3月で閉鎖になる中で、どなたが組長になられるかで、この4年間でどのような方向性を示していくかっていうことがすごく大事な問題になってくると思います。最初はポスト石炭という立ち位置でRDF発電という取組があって、これからさっきじゃあどうしていくのか。これをやりますっていう答えはもちろんあると思うんですけど、どのようにしてその方向性を考えていくのかっていうところをお伺いしてよろしいでしょうか?

<回答>

 打ち合わせを十分してたわけでもないので難しい質問が次々に出てるんですけど、いい機会なんでいろいろお答えしていきたいと思います。

 まず体育館の話ですけれども、私は見てくれのいい体育館じゃなくて、競技される方、バスケットボールやバレーボールであるとかいろんな競技団体がありますけど、そこ(競技団体)の意見を聞いて競技者が使いやすい新しい体育館を作りたいと思っています。それとさっきの話とも関係がありますけど健康作り。健康作りにも使える体育館。そういうものをぜひ作りたい。ただ体育館を作るにあたってお金はどうするのかいうことがあります。これについては繰り返しなりますけど国や県の補助事業、県の事業で、久留米は作ってもらったって話があります。(国や県の事業で)やってもらうのが一番いいんでしょうけど、それが難しければ国や県の有利な補助金をしっかりとってきて、できるだけ市のコストをおさえて作っていきたい、そんな風に考えております。

 それから再活発、新栄町の件ですけども先日再開発組合の皆さんとの意見交換をさせていただきました。やはり健康とにぎわいのまちづくりいっていうコンセプトで、昔のほど松屋でパーっとというような大商店街を作るのは現実的じゃないと思います。ただ新栄町の駅前、私は子供の頃は倉永(に住んでたもの)ですから電車乗って「まっさんに行こい」って新栄町で降りて松屋まで歩くというのが中学生の最高の楽しみでした。

 それともう一つ、福岡が友達を連れてくると新栄町で置いたときに「あんたの故郷はやっぱり寂れたとこやね】と言われるのが現状です。だから早く、健康とにぎわいのまちづくりというコンセプトとした街づくり。再開発組合ともそういう話をしております。そして西鉄さんが高齢者住宅を作るって話もありますし、病院、福祉施設、そういうものも整備しながら、そして商店もある程度あって、コンパクトでこざっぱりとした再開発を早くやりたい。県の商工にもなりましたので仕組みはよく知っております。だから早く方向性を地元で決めて国と県の支援を得て早急に実現をしたいという風に考えています。

 それから3つ目はRDF。市役所の方がよくご存知かもしれないですけど、RDF発電、回収が難しいということで後3~4年で終了することになっています。大牟田と荒尾のゴミは今RDF、要するにゴミを固めてRDFという形に固めて、発電所で燃やすという方法で今処理をしています。これがなくなったときに、発電所が終わりになった時にどうするのか。当面はこのRDFというのはセメント工場でも処理できます。お金払わないかんとですけどね。それをちょっと頭に置きながら最終的には焼却施設。RDF発電を作ったところは小さな焼却ではダイオキシンが除けなかったんですね。だから今大規模なものを作ってみんなでゴミを集めて処理しようってことだったんですけど、今は比較的小規模・中規模の発電所というか焼却施設でもダイオキシンは出ません。しかも発電効率がすごくよくなっています。そういうものを皆さんとしっかり話しながら作っていく。それに早急に手をつけなきゃいけない。そんなふうに考えています。